辛口恋愛談義

【⑧辛口恋愛談義】独身 vs 既婚、どちらが幸せ?についての誤認識

先日、朝起きると、先に起きていた夫から
「これはこれは、辛口恋愛コラムニストのともこさんではないですか!おはようございます」
と挨拶された。

どうやら開きっぱなしのPCの画面からこのコラムを読んだらしいw

自分や自分の母を軽くディスられてもあまり気にしていない様子。
寛大なのか鈍感なのかわからない優しさに包まれながら、今日も色々書いちゃおう、辛口でw

ブラジルでは、リオのカーニバルの時に一人だと、本当に寂しさが骨身にしみる、と聞いた事があるが、日本だとクリスマスシーズンなどがそれにあたると思う。

独身時代、行事の時はそこまでさみしいとは思わなかったが、私が妙につらかったのは米やペットボトルなど、重いものを買って帰る時。

スーパーなんて近いけど、坂の上に住んでいたため、あまりに疲れている時はタクシーで荷物を運んだ事もある。
その自立した感じが、またより一層、もの悲しさを強調した。

 

あ、あと、久しぶりに思い出したが、残業帰りにひとりで牛丼屋さんに入ったら、同じく残業中の同僚(既婚男性)に見つかって、私の孤独感が浮き彫りになる、という恐ろしい事件もあった。

彼が店に入ってきた瞬間に察知した嫌な予感は的中し、捨てられた子犬を見るような目で駆け寄ってきて隣に座り、とどめを刺した。

「いや~、テイクアウトして会社で食べようと思ってたんだけど、金曜の夜にこんな哀愁漂わせて牛丼食べてる姿見たら無視できないよ~」

 

「・・・・・・・・・」

 

ゴルゴよ、あとは頼んだ。
報酬はずむから。

あれ、牛丼てこんな味だったっけ?
マズくてしょうがない。

一人飯なんて、結婚してたってしてなくたって、もともと平気なタイプだし、牛丼が食べたいから入っただけなのに、まさかこんな目にあうとは。。

私の幸せなひと時は一瞬にして、過ぎ去った。

彼のお節介は、当時の私でもある程度理解はできた。

彼は6歳くらい年上の女性と結婚していたが、結婚後に彼女から「本当は喉から手が出るほど結婚したかったが、重い女だと思われたくなくて、結婚したい素振りは1ミリも出さないようにふるまっていた」
と明かされたそうで、きっと彼女から色々と女の苦悩について聞かされていたのだろう。

だから余計に私に親切にしたかったのだと思うが、この件について、今の私は少し違う感覚でとらえている。

今だから分かること。

それは、あの時、自分をみじめに感じたのは、自分で自分に同情していたからだということ。

結婚してみて分かったのは、「独身は負け犬だ」なんて思っているのは、独身の人しかいないということ。

既婚者で結婚している自分は勝ち組だ、などと言っている人がいるとしたら、その人はおそらく結婚生活がうまくいっておらず、自信もなく唯一しがみつけるものが「結婚しているという事実」のみ、という寂しい人に違いない。

結婚さえすれば幸せになれる、と思っていると、既婚者がうらやましくてしかたないが、タイミングも人それぞれ。

結婚したってしてなくたって、どちらも人生。大変な事なんていくらでもある。

そこに勝ち負けなんてあるわけがないのだ。

むしろ、子育てに疲れ、独身の頃を懐かしんでうらやましいと思う人だっているはず。

だけど、「結婚」という言葉に敏感になり、自分を勝手に憐れんでいると、周りが自分を馬鹿にしている、負け犬だと思われている、と感じてしまう。
不幸を演じているのは自分なのに。

私の周りに、自分は「結婚しない派」なのに結婚を過大評価している人たちによって自分は傷つけられている、と信じている女がいる。

「人それぞれのライフスタイルがあっていいはずなのに!」
と憤慨しているが、その言い分を採用するのならば逆に結婚推奨派を批判するのもまた矛盾だし、なぜそこまで反応してしまうのか、本当に結婚したくないのか、疑いの目をもってきちんと自問していくべきではないか。

そして、世の中的には、成人した男女は結婚するべきだ、という一方的とも言える価値観が根付いていることは間違いない。

でも、だからと言って、その基準に当てはまらない自分を、まるで何か欠けた人間だと思い込んでしまう事自体にそもそもの不幸の原因がある。

結婚していない状況に引け目を感じて、それを動機に結婚したい、と思っているのなら、それは顔がちょっと気に入らないからと言って整形をしたい、と言っているのと同じだ。

社会の価値観にふりまわされて自分が足りない人間だと勘違いしているのなら、目を覚ましてほしい。

大事なのは自分がどうしたいか。

結婚したいのなら、「そうすべきだから」ではなく、「そうしたいから」とはっきり自分に宣言した方がいい。

何事でも言えることだが、ネガティブな意図から始まるものは結果もそれなりにしかならない。
自分ではっきりと主導権握って、自分の人生に何がほしいのか、ほしくないのかしっかりと考え、ポジティブな意図を込めて望むこと。

これこそが自分のハッピーを切り開く大事な鍵である。

幸せになることができる人はどんな状況でも幸福を見出すし、自分の状況に常に不満足な人は結婚したって不幸のまま。

「え、結婚?う~ん、できれば・・・」とか
「まあね~・・・イイ人いたらね・・・」じゃないんですよ!!!

したいことは、はっきりくっきり望んでいいの。
それはひとりひとりに与えられた当然の権利なのだから。

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