辛口恋愛談義

【⑤辛口恋愛談義】男は、女の無意識の期待に応える

このシリーズで前回、いい男って結構いるもんだで、書いた≪人は無意識の期待に応える≫、という話について。

これは何も男だけのことではなく、人は皆そういう風にできている。

親から「オチビちゃん、オチビちゃん、可愛いね。一生大人にならないでね」と、可愛がられて育ったら背が全然伸びなかった女性が、「もう大人になっていいんだよ」と父に言われて急に背が伸び始めた、というような話を聞いた事がないだろうか。

そういう類の話は本当によくあって、それは人の「愛されたい欲求」と関係している。

愛されたいという欲求

人は愛されたい。愛されないといけない。
それは誰でも人間として生まれた時から、プログラムされている。

だから子供の頃は親に愛されるよう努力し、学校に行ったら先生や友達から愛されようとし、恋愛したら恋人から愛されようとし、子供を生んだら子供から好かれようとする。

愛されるために、相手の期待に応えようとする。
誰でもそうだが、レベルに差がある。

認められたい、愛されたい、という欲求が強ければ、特に相手のニーズや期待に敏感になったりする。

自分をなくしてまで相手の期待に応えようとするアンバランスな人もいるし、自分を尊重しつつ、できる範囲で相手の期待にも応えようとする人もいる。

アメリカで、ある学校で行われた実験の話だが、優秀な生徒だけ集めたクラスが編成された。

そのクラスがIQが高い生徒だけで構成されていることを担当教師達にだけ伝えられ、生徒たちにそれを伝えてはいけない、という条件で一年を過ごした。

教師は、優秀なクラスを受け持つよう選ばれた優秀な自分たちに誇りを持ち、生徒を励まし、指導した。

 

その結果、生徒たちはとてもいい成績を収め、教師が満足したところで、この実験の本当のからくりが伝えられた。
生徒は優秀な子だけが選ばれたわけではなく、ただのランダムに選ばれた子であったと。

教師たちは驚いたが、もし彼らが平凡な生徒だというのにも関わらず、成績をこんなにもよくしたのは自分たちがこのプロジェクトのために特別に選抜された優秀な教師だから(学校側からそう伝えられていた)に違いない、と確信した。

しかし、実際には、教師さえも、ランダムに選ばれた人たちで構成されたチームであった。

この実験は、いかに教師の期待や積極的態度が生徒のやる気や実際の能力開発に影響するか、ということを証明した。

人間は、人の期待に応えてしまうものなのだ。

男が放っておかない女とは

では、今度はこの話を男女間に当てはめて考えてみよう。

女として大切に扱われたければ、するべきこと。

それは、積極的にその男をいい男だと考え、認め、期待し、感謝すること。

何もされてなくても、いかに彼の存在が自分の人生を明るく照らしてくれているか無理やりにでも考え(笑)感謝すること。

先に感謝してしまえば、不思議と後はついてくる。

ところで私には、超ぶっ飛んだ79歳の姑がいる。
彼女は若い頃にゲイバーを経営していた人で、当時としてはなかなか奇抜な人であり、酒好きで陽気で魅力的な女性だ。

彼女の男に対する立ち振る舞いはいつも大変勉強になる。
私の友人達なんか、いつか彼女にお話会を開いてもらいたい、と本気で希望している(笑)

彼女は、人間である前に女であるような人種。
どんな枯れ果てたおじいちゃんでも、ちゃんと男扱いする
だからおじいちゃんたちは彼女の側にいるとワクワクしてついつい尽くしてしまう。

若い頃の気持ちを思い出させてくれるし、自分が男である自信と喜びを取り戻させてくれる女神だから。

なので、彼女の人生は人からの親切と貢物で成り立っている(笑)
そしてすごいのが、いくらすごい貢がれ方、身にあまる親切をされたところで一向に罪悪感を持たないところだ。

かく言う私も彼女の虜のひとりであり、彼女の好物をせっせと料理し提供する。

なぜこんなに手のひらの上で転がされているかと言うと、単純に彼女が喜ぶ顔を見たいのだ(笑)

だって、おかずひと品につき、5分くらいはコメントしてくれる。
味はどうか、食感はどうか、そして「人生でこんなもの食べた事がない」、とかどんなにエンジョイして食べてくれたか、などなど、彦摩呂も真っ青なコメント力で全力で褒めてくれる。しかも、毎回本気。

そしてめちゃくちゃ感謝される。
その賛辞の言葉には、彼女をこれからも喜ばせねば!という謎の魔法がかけられているから怖い。

そして、買い物に行けば、「あ、これ義母さん好きかな」と思い出し頭の中で料理を組み立てる。
なんということだ。私としたことが(笑)

じゃあ彼女みたいになりたいか、と言われるとそうでもないのだが(←思わないんかい!(笑))
それでも、80才手前にして、なおも人を魅了し続ける技術は尊敬に値する。

本当は優しくされたいのに人に甘えるのが嫌いな女は、彼女みたいな女が大嫌いだけど、
オフィスで男性から助けてもらえるかわいい子の陰口言ってる間によく考えてほしいのは、
彼らが彼女に尽くすのは、イヤイヤやっているわけではないということ。

彼らは被害者どころか、喜んでやっている。
彼女を喜ばせる度に、彼らの男が上がるのだ。
その機会をあげている彼女こそが、彼らから感謝される存在なのだ。

男たちが放っておかない女。
それは、相手にポジティブに期待し続ける女だ。

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