Life Lessons

木村花さんの件を通して思うこと

私が毎週見ている「TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020」出演中のレスラーでスターダム所属の木村花さんが、お亡くなりになりました。(ヘッダー画像:モデルプレス出展)

22歳、若いよ・・・本当に。単純に悲しいです。

今回の件で言いたいことが3つあって、この記事を書いています。

  • 人の強さ、弱さについて
  • 誹謗中傷合戦について
  • 自由と責任のあり方

人の強さ、弱さについて

以下、花さんのSNSへの書き込みです。

<毎日100件近く率直な意見。 傷付いたのは否定できなかったから。
死ね、気持ち悪い、消えろ、今まで ずっと私が1番私に思ってました。
お母さん産んでくれてありがとう。 愛されたかった人生でした。 側で支えてくれたみんなありがとう。
大好きです。 弱い私でごめんなさい>

て。。。本当に、胸が痛いです。

『ずっと私が1番私に思ってました。』

あ〜・・・、、もう。。

「死ぬなんて甘いよ」とか思っている人もいるようですが、人って弱いですよね。

そして若い時って特に繊細じゃないですか。

自分の見る世界が全てだと思ってしまうし。

そして弱っていて自分の価値がわからなくなっている時にこういう言葉を毎日毎日、浴びると、人間て不思議と「本当にそうだな」って思ってしまうものなんです。その言葉は自分に侵食していき、「生きてる価値が私にはないんだ。いなくなった方がいいんだ。」

そういう風に自己洗脳してしまいます。

こんな時に自粛期間中でずっと家に一人でいたんだろうな、ということを考えると環境も手伝った事だと思います。

写真、モデルプレスさんからお借りしました

元気な人が聞いたら、名乗りもしない無責任でなんの根拠もない言葉を信じるなんて馬鹿げてる、と思うかもしれません。

また、自分なりに逆境に耐えて頑張っている人は「辛いのはみんな同じなんだよ。甘えるな!」と反応するかもしれません。

でも、そういう正義感て、残念ながらあまり意味がないんです。こんな風に弱っている時は。

例えば大事な人に何かあってショックを受けている時に「人生いろいろあるよ。前に進もう」と、正論言って元気づけようとしても、まだ少し早いんです。セラピー的観点から見ると、そういう言葉が勇気づけとして機能するのは、時間をかけて、ある程度感情処理が終わってからです。

きっとね、私が思うに、花さんに必要だったのは、周りの正論よりも、たった一人が「花ちゃん、大好きだよ。他の人がなんて言っても自分だけは味方だからね。愛しているよ。」って言ってくれる存在だったと思います。

こういう解決法って付け焼き刃的で、本来の問題の根本的解決にはならないけど、今回みたいな場合は、そうやって彼女をちゃんとスイートに甘やかしてくれる人がいたらどんなによかっただろう、って思いますね、本当に(涙)

自己肯定感やら自信やら、本質的なところは後回しに、もう少し元気になってからでよかったのだから。

「プロレスラーだからって強いわけじゃないところをわかってもらいたい」とテラスハウス出演に際して言っていたそうですが、結構白黒はっきりしていて適当にできない真面目な方のように見えました。

きっと弱音を吐いたり甘えたりする事を自分に許せなくて厳しい面があったんじゃないかな。そうなると、弱っているという自分の状態さえ責める材料になってしまう。

でも、誰でも、そんな時ってあるじゃないですか。

私が言いたいのは、皆さんも自分が弱ってる時はそれ以上頑張ろうとせず、自分を責めるような思考からなるべく逃れるようにして、少し元気になってから自分に向き合ったり頑張る、と言う方向に進むようにしてくださいね、と言う事です。

また、頑張り屋さんは、自分が頑張っているので他の人が弱っているのも見たくない、と思ってしまうものですよね。だから自分に甘くできなくてもっと頑張っちゃう。花さんもきっとそういうところがあったんじゃないかなあ、と勝手ながら想像しています。。

万が一、「自分なんかいなくなっちゃえばいいのに」、なんて思うほど自責の念が強くなってしまったら、絶対に大丈夫だと思わずに、直ぐに誰かに相談してくださいね。

そうやって自分が弱ることをちゃんと許すようにすると、他の人が弱っている時にも優しい眼差しを向けられるようになっていきます。


誹謗中傷合戦について

もう一つ、言いたいことは、この花さんの死を受けて、みんながやり始めている誹謗中傷する人に対する誹謗中傷合戦があまりに悲しい、と言うことです。

ショックを怒りに変えたり、また自分が過去に傷ついたことを重ねたりして、それぞれの思いや反応。あるのは当たり前ですし、「花ちゃんの死を無駄にしないためにも世の中を変えなくちゃ!ネットリテラシーについて考えなくちゃ!」。

と言う方向に行くのはいいことだと思いますが、犯人探しをしたり、誹謗中傷返しをするのは本質として違っているな、と。

キリがないよ。。って思います。

もちろん私も彼女を攻撃した人達の行動をいいとは到底思っていませんが、自分の思想と合わない人達を排除しようとする行為や思考から、平和が生まれることはないのでね。

“私は反戦運動には参加しません。しかし、平和活動には喜んで参加します。”

これはマザーテレサの有名な言葉。

反対運動をすると言う名目で、また争いを作る、と言う本質について表現されている素晴らしい言葉だな、っていつも思い出す度に感動を受ける言葉です。

ちょっと比較にはならないけど(笑)ダルビッシュさんのような返し方もありかもしれません。

無責任な誹謗中傷する相手にまともに言い返すのではなく、感情的にならずにポジティブな言葉で返していくと、相手もそれ以上ヒートアップすることができなくなるので何処かに行ってしまう、と言う仕組みです。


言論の自由というけど、自由と責任はセットでないと成り立たない

そして最後に言いたいのは、言論の自由について。

総務省のホームページ上で公開されている資料を見ると、なんと日本のTwitterの匿名利用者の割合が驚く数字です。

平成26(2014)年の数字らしいので今はわかりませんが、それでも他の国との比較を見ると、日本人てプライバシー重視な人種なんだなあ、というのが分かりますね。

もちろんこれがいい面でもあることもあるのですが、無責任なコメントをしやすい環境になっているのも事実。もちろん《匿名利用=誹謗中傷する人》ではないのですけどね。

そういえば、YouTubeでBadを付けるのも他の国よりダントツ多いらしいですね、日本人て。

愛すべき我が国ながら、少し残念。

子供に投票権もお酒を飲む権利も、親の許可なく好き勝手することが認められていないのは、責任を持つことができないからですよね。

言いたいことを言うからには、自分の言葉に責任を持つという構造にしてもらうのが一番だな、と。

自由と責任をある程度セットにしてネット活動をできるようにしていくことで、いい意味で言論の自由も守れる世の中になると思うんだけどなあ。

と、私なりに思うのです。

最後に、木村花さんのご冥福をお祈り致します。

花さん、「愛されたかった人生でした」って書いてあったけど、それは誤解だよ。

今どれだけの人があなたが急いで逝ってしまったことを悲しんでいるか、話題にしているか見て、あなたが思ってた以上にずっとずっと愛されていた人生だったと、気づいているところじゃないかな。。

次の人生では、もっともっと皆んなの愛を感じられる人生になるといいな、と心から思います。

花ちゃん、22年間、お疲れ様でした。ゆっくり休んでください。

そしてご家族、ご友人の皆様の心が癒される日が1日も早く来ますように。

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